行く人、来る人、残る人…。 深川は南のはずれ、澪通りの木戸番小屋には一風変わった夫婦が住んでいた。 名は笑兵衛とお捨。 誰も二人の過去については知らないが、その穏やかな人柄、暖かさに人々は 心を許し親しみを感じていた…。 木戸番夫婦と澪通りに住む人々それぞれに それぞれの過去があった。 過去から未来への希望を人情味豊かに描く、心揺さぶる珠玉のストーリー。