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ピックアップ

スチール撮影が行われました。
「艪清の夢」

人生の栄枯盛衰、一炊の間に見た夢とは・・・・・・
『邯鄲枕物語 艪清の夢』は人生の栄枯盛衰をほのぼのと描いた洒落っ気たっぷりの一幕。船の艪を作る職人清吉が質物を枕にひと眠りをして見た夢、そしてその顛末やいかに・・・。明治座では明治三十八年以来となる珍しい上演作品をご堪能ください。

撮影:永石 勝

スチール撮影が行われました。
「伊達の十役」

四十回超の早替りで魅せる一大スペクタクル!
三代猿之助四十八撰より『伊達の十役』を上演します。独創性に富んだ作風で江戸の観客を魅了した四世鶴屋南北の作品をもとに、 三代目市川猿之助(現猿翁)が昭和五十四年に明治座で復活上演させた人気作です。
江戸時代に実際に起きた仙台藩伊達家の御家騒動を題材に、妖術を使って御家乗っ取りを企む仁木弾正の悪事を中心とした物語をスピード感溢れる展開で見せます。
主要な登場人物十役を一人で四十回を超える早替りで魅せ、宙乗りをはじめ、仕掛けを駆使した舞台から一瞬足りとも目が離せません。市川染五郎が初役で挑む話題作にご期待ください。

足利頼兼

足利頼兼

将軍義政の子で足利家の当主。お家騒動の中心人物。叔父の鬼貫らの権力執心のために幾多の危険にあうが忠臣の働きでお家は安泰。

仁木弾正

仁木弾正

足利家の重臣。赤松満祐の子。
父満祐の大望を継ぎ、足利家滅亡を謀って術策の限りを尽くす。

赤松満祐

赤松満祐

南朝の遺臣。旧恩のため足利家をくつがえさんと闘うが事半ばにして破れ、羽生村の助という百姓に古鎌で首をかかれて死ぬ。弾正に旧鼠の術を授ける。

土手の道哲

土手の道哲

弾正一味に加担する悪徳坊主。弾正一味に取り入る。

乳人政岡

乳人政岡

頼兼公の一子鶴千代君の乳人。奥殿で幼君を悪一味から守っている女丈夫。一子千松を鶴千代の身代わりに死なしてしまう。

荒獅子男之助

荒獅子男之助

政岡と共に鶴千代君を守る忠義の武士。剛の者として知られている。

絹川与右衛門

絹川与右衛門

足利家の忠臣。弾正の秘術と陰謀を知り、お家大事と一命を投げ出して闘う。子年子の日子の刻生れで、その血が弾正の旧鼠の術を破る。

腰元 累

腰元 累

夫与右衛門と共に主君頼兼公のために力を尽くすが、亡き姉高尾の霊が乗り移り、鎌で京潟姫らを追い回した為、与右衛門から殺される。満祐を殺した助の次女。

高尾太夫

高尾太夫

大磯三浦屋の遊女。頼兼公の思われ人で、身請けまでされたが、それが、弾正一味の策略であり頼兼公のためにならぬことと知る妹累の夫・与右衛門に殺される。百姓助の娘。

細川勝元

細川勝元

執権。足利家のお家騒動を裁き、無事お家の再興へと導く。

撮影:永石 勝