お客様はどのような公演を観たいのか?時代とともに変化し続けるニーズに応えるため、常にアンテナを張り巡らせ、情報を分析し、公演を企画・制作します。そしてより多くの人に宣伝し、チケットを販売します。お客様に感動を与える「良いお芝居」をご提供するためには各部門が連携する必要があります。
明治座で上演する公演の企画・制作から宣伝、チケットの販売まで 興行に関するすべてのことを行います。1つの公演が上演されるために職種の異なる大勢の人が仕事をしており、 自分一人の想いだけではお客様の感動を生み出すことはできません。毎月自主公演を行っている明治座では、 初日に向かって常にたくさんの公演が同時に進んでいます。社員が1つのチームとなって、新しいことにチャレンジし続けています。
10名様以上の団体観劇のチケットセールス、販売促進キャンペーンの企画、 メールマガジンやSNSを活用した公演情報の配信、チケット売場や明治座チケットセンター(電話予約受付)の管理・運営
公演の企画・制作から宣伝、営業まで部内で担当に分かれ協力して進めてゆきます。
1つの公演の企画が始まるのは初日の2~3年前から。プロデューサーは公演の責任者として演出、
美術、音響、照明、その他のスタッフや出演者…など、大勢の人たちとの調整をしながら公演の進行を進めてゆきます。
稽古は公演の約1か月前から始まります。
同時に、公演内容を宣伝していかなければなりません。
まずは宣伝ツールが必要です。宣伝担当者は公演のイメージや世界観がわかり、出演者を魅力的に見せるビジュアルを作成し、
チラシ・ポスター・Webサイト・ダイレクトメールに展開してゆきます。制作発表やプロモーションイベントも行います。
公演の約2か月前からは営業担当者がチケットを販売してゆきます。色々な販売方法があります。明治座で直接販売する方法としては、
10名様以上の法人のお客様などへの観劇会のセールス、インターネットやお電話での受付、劇場窓口での販売があります。
他にも様々な販売チャネルがあります。プレイガイドはもちろん、カード会社やテレビショッピングでの販売まで、新しい販売方法を開拓することも必要です。
公演の初日以降も千穐楽までチケットを販売し、お客様へ感動を届けてゆくのです。
お客様の接客誘導、劇場内食堂・喫茶・売店の運営・管理
明治座の楽しみはお芝居だけではありません。幕間のお食事、そしてお買い物です。
関連事業部では、家族へのお土産、自分へのご褒美。 そんな劇場の楽しみの1つのために、直営売店で取り扱う商品の仕入、
在庫の管理、販売、公演限定グッズの企画等を行います。 また、テナント売店の方とも協力しながらロビーのお買い物空間を創り上げてゆくのです。
毎月のようにご来場いただくお客さまもいらっしゃるので、 何度でも楽しめる売店づくりを心がけています。
他にも、公演の映像配信、会員組織の運営、ミニイベントの開催など明治座の公演に限らずお客様に楽しんでいただけることを企画し、実行してゆきます。
人が集まる場所に、美味しいお食事は欠かせません。明治座の伝統の技を受け継いだお料理を、会合、パーティー、 通夜など様々な場所にお届けしています。お料理でもお客様に感動をしていただくためには、美味しさはもちろんですが、 きめ細かな気配りが必要です。配達から器の回収まで、1つ1つの仕事を丁寧に行うことが求められます。 その中で、お客様のニーズをくみ取り、商品の改善につなげてゆきます。
企業・団体・官公庁のパーティー、冠婚葬祭での利用などの客先への営業
劇場内の食堂で幕の内弁当をお召し上がりいただくのはもちろん、美味しいお食事を劇場の外までお届けしています。
企業のパーティーや冠婚葬祭の場へ。そして百貨店の店舗でもお弁当を販売しています。
明治座のケータリングサービスではスタッフは直接お客様の元へ出向き、商品をご案内。そしてご希望の予算や内容をヒアリングし、
最適なプランを提案します。
そして、会合の当日。会場の準備・お料理のお届け・サービス・後片付けまでを行いながら、 お客様の素敵な食事のひとときを演出します。
幕間にお召し上がりいただくお弁当を始めとして、パーティー料理、通夜料理の調理製造
食材のカットや仕込みから味付け、盛り付けまで、各々のスキルにあった仕事を担当しています。 厨房はオール電化なので、夏でも快適な環境です。「美味しい」と評判のお弁当の調理は、明治座菱砂営業所お調理場で行われます。 新メニューの企画も調理部の仕事。旬の食材をあしらった見た目にも華やかなお弁当のメニューを考案し企画します。 劇場食堂では公演内容や出演者にちなんだメニューを企画することもあり、ケータリング用メニューでは、和食のみならず、洋食や中華等お客さまのニーズに幅広く応えられる体制を整えています。
電話・インターネットによる受注・料理の材料・資材の仕入・その他料飲事業部門における営業事務
予約の受注受付・売掛金の管理、といった営業事務全般、さらにお料理の材料や資材の仕入業務を行います。 事務職である一方、「食のプロフェッショナル」であることが求められます。 作業効率や正確性を上げてゆきながら、日本料理を始めとした料理の一般的な知識はもちろん、 衛生管理なども身につけてゆきます。営業推進部や調理部と様々なことを調整し、円滑に進むように仕事をしています。
明治座が会社としてより収益を上げるために、社員の業務をサポートし、会社全体をコントロールする部門です。 会社の全体を見渡しながら、現在の状況を把握することはもちろん、未来を見据えて行動しなければなりません。 守るべきところは守ることも大切ですが、世の中の常識やこれまでの慣例にとらわれない柔軟な発想が求められることもあります。 そのためには専門知識を身につけておくだけでなく、世の中のトレンドにも敏感でいる必要があります。
関係官公庁対応、株式の取扱、法務、福利厚生、社内広報、社内環境の整備・庶務等、人事業務、明治座森下スタジオ(演劇稽古場)の運営
一般的な企業の総務の仕事はすべて行います。明治座独特の総務の仕事というと、小学生が見学に来たら劇場の中を説明しながら案内をしたり、 日本橋浜町のたくさんの人が来てもらえるように町を活性化させるための地域のプロジェクトに参加するなどがあり、地域社会への貢献に努めています。 他にも劇場設備のメンテナンスなども行ってゆきます。 劇場ロビーに展示してある絵画の掛け替えなども行っており、環境づくりといった面でお客様が安心・安全・快適に過ごせるように維持しています。
秘書業務のほか、経営戦略推進のためのサポート
役員のスケジュール管理など秘書業務全般の他、各部門責任者が参加する会議の運営などを行っています。
業務システムの開発・運用、社内ネットワーク管理、インターネット予約システム開発・運用
システム操作やトラブルシューティング、各種データの抽出など各部署からの問い合わせに対応してゆくのが日常業務。 一方で、社内システムの再構築といった次の世代へ向けたプロジェクトも進行しています。 各部署とのコミュニケーションを図りながら演劇興行と料飲事業の明治座のビジネスをITの力で支えてゆく仕事です。
長年の劇場運営のノウハウを生かし、指定管理者として公立劇場の管理・運営を受託しています
現在は台東区立浅草公会堂の管理・運営を請け負っています。施設をご利用になるイベントの主催者様、 ご来場のお客様それぞれにきめ細かなサービスを行うように心がけています。
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