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2006年7月公演 ありがとう30年 川中美幸特別公演 お喜久恋歌一番纏

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作品紹介

一、お喜久恋歌一番纏


原作:川口松太郎「振袖纏」より
脚本・演出:山田孝行
出演:川中美幸  田村亮  三浦布美子
 
    逢坂じゅん  北條希功子  青空球児  横澤祐一  他

時は天保年間、ところは大江戸八百八町その下町。
幼い頃、大火事にあって焼け出されたお喜久は、江戸町火消いろは四十八組の一番組「は組」の頭、
藤右衛門に引き取られ養女として育てられた。
二十年後、娘盛りに成長したお喜久は、今や「は組」の看板娘である。
心配する養母おつねの意見も聞かず、ジャンと半鐘が鳴れば若衆の先頭切って火事場に飛び出して行く。
そんな男勝りのお喜久をいつしか若衆たちは「喜久兄ィ」と呼ぶ。
ある日のこと、お喜久は、北川芳次郎という浪人を助ける。芳次郎の働きで大火を免れた「は組」では、
芳次郎の希望を叶えて新たに一火消し人足として迎えることになる。
そして、いつしかお喜久の胸の中に芳次郎が・・・。

悲しい過去を持つ、油問屋の大店「大黒屋」の女主人お徳との出会いや、大名火消しとの対立など、
「火」を巡る人々の人生模様。
江戸の下町を舞台に、恋と涙と笑い、そして命をかけて纏を守る火消しのものがたりである。

二、パワフル美幸オン・ステージ 人・うた・心


構成・演出:福家菊雄

昭和52年のデビュー以来、芸能生活30年を記念した新曲「歌ひとすじ」を始め数々のヒット曲、
楽しい趣向と明るいトークなど見所満載でお楽しみ頂きます。