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作品紹介

明日の幸福

三世代同居家族を描いた中野實の傑作喜劇。昭和29年度の第九回文部省芸術祭賞、
ならびに第七回毎日新聞演劇賞・脚本賞と数々の栄誉に輝いた最高傑作です。

みどころ

三世代同居家族を描いた中野實の傑作喜劇。昭和29年度の第九回文部省芸術祭賞、ならびに第七回毎日新聞演劇賞・
脚本賞と数々の栄誉に輝いた最高傑作です。
親と子、夫と妻、嫁と姑をめぐって巻き起こる人間喜劇、まるで今日のことであるかのように新鮮な魅力に溢れ、今、家族は何を考え、何をしなければならないか・・・・・。時代が変わっても、永久に変わらないテーマです。
演出は、女性、家族を描かせたら天下一品の演出家、石井ふく子が繊細なタッチで演出し、楽しい舞台を繰り広げます。

あらすじ

三昭和30年頃の東京、とある広壮な邸宅。家庭裁判所に勤める松崎寿敏(田中健)の妻・恵子(若尾文子)は、寿敏の両親で、経済同友会理事長を勤める寿一郎(西郷輝彦)と淑子(水谷八重子)夫妻、新婚の息子・寿雄(丹羽貞仁)と富美子(京野ことみ)夫妻の三世代と大家族で暮らしていた。この松崎家の権力は、義父・寿一郎が握っており、使用人はもとより家族も腫れ物にさわるように接していた。そんなある日、寿一郎に入閣の話が持ち上がる。寿一郎は推してくれた党の実力者に家宝の馬のハニワを贈ろうと思い立つが、運んでいた恵子がつまずいた拍子に箱を落とし、あろうことか馬の足を折ってしまう・・・・!因習を家宝の埴輪で象徴し、それから抜け出ようとする女性たち・・・。 災難の末、家族の絆は深まるのか!?