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2007年8月公演 妻をめとらば -晶子と鉄幹-

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作品紹介

マキノノゾミ:作「MOTHER-君わらひたまふことなかれ」より
脚本: マキノノゾミ・鈴木哲也  演出:宮田慶子
制作: 新歌舞伎座/㈱童夢
主催: テレビ東京/明治座
出演: 藤山直美 香川照之
          岩崎ひろみ 岡本健一 木下政治 小宮孝泰 太川陽介 匠 ひびき
          松金よね子 山田純大 山本未來 横堀悦夫 他
(五十音順)

後世に名を残す立派なあの人もこの人も、
日々の暮らしはすったもんだがあるもので・・・

時代の先端を走る“情熱の歌人”与謝野晶子は、
実は12人の子供を生み育てたスーパーお母ちゃんだった!


舞台は明治42年から大正2年までの5年間。
恋に仕事に家事、育児、何事にも一生懸命、頑張り屋の妻・晶子と、自称・老いぼれポンコツ歌人、今や専業主婦の真似事をする夫・鉄幹。かつては「虎の鉄幹」と呼ばれた夫のそんな姿が、晶子は歯がゆくてならない。だから、二人の日常は犬も食わない夫婦喧嘩の繰り返し。
そんな夫妻をとりまくのは、石川啄木、北原白秋、平野萬里に佐藤春夫、さらに管野須賀子に平塚雷鳥、いずれも綺羅星のごとく輝く文化人。その実、本を出したくてもお金がなかったり、嫁姑問題に悩んだり、命がけの恋をしてみたり、みんな生きてゆくのはいろいろ大変で・・・。

泣いたり、笑ったり、怒ったり・・・愛らしくも面白おかしい
登場人物たちがおりなす物語。たっぷりの愛情と、
ちょっぴりのほろ苦さがつまった極上の人情芝居、どうぞご堪能あれ!