船越英一郎メッセージ
NHKのドラマで初めて「赤ひげ」こと新出去定を演じてから、10年という歳月が流れました。一つの役とこれほど長く向き合えることは、俳優人生の中でも稀であり、私にとって赤ひげは役柄を超え、もはや分身です。
その「赤ひげ」で3年前、63歳にして人生初の舞台に挑戦しました。
不安もありましたが、お客様の温かいご声援に支えられ、全公演スタンディングオベーション!という、まさに奇跡のような経験をさせて頂きました。心から感謝しております。
そして今、新しいキャストを迎え、再び赤ひげとして舞台に立つ事になり、年齢を重ねてもなお挑戦ができる喜びと、作品をさらに深く掘り下げる重責を噛み締めています。
病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた赤ひげの生き様は、今を生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれます。笑いと涙、心震わす感動、そして明日を生きる希望を皆様にお届け出来るよう、出演者・スタッフ一同、心を込めて新たな『赤ひげ』を創り上げて参ります。劇場でお待ちしております!
船越英一郎